障害者雇用ガイド

障害者雇用の在宅勤務・リモートワークは可能?向いている人・求人の探し方・注意点

障害者雇用で働きたいと考えたとき、「在宅勤務やリモートワークはできるのか」と気になる方は多いと思います。通勤の負担が大きい方、体調に波がある方、人混みや職場環境による疲れが出やすい方にとって、自宅で働けるかどうかは仕事選びの大きなポイントになります。

結論からいうと、障害者雇用でも在宅勤務・リモートワークの求人はあります。ただし、すべての職種や企業で可能なわけではなく、仕事内容、勤務形態、出社頻度、サポート体制によって働きやすさは大きく変わります。「在宅勤務あり」と書かれていても、完全在宅なのか、週に数回の出社が必要なのか、入社直後は出社が必要なのかは求人ごとに違います。

この記事では、障害者雇用における在宅勤務・リモートワークの考え方、向いている人の特徴、求人の探し方、応募前に確認したい注意点を整理します。在宅勤務を希望している方は、求人票の言葉だけで判断せず、自分に合う働き方かどうかを確認しながら進めていきましょう。

在宅勤務では、基本的なパソコン操作やチャット・メールでのやり取りが求められることもあります。事務系求人を考えている方は、障害者雇用で求められるパソコンスキルも確認しておきましょう。

障害者雇用でも在宅勤務・リモートワークは可能?

障害者雇用でも、在宅勤務やリモートワークで働くことは可能です。特に事務職、データ入力、経理補助、人事労務補助、カスタマーサポート、Web制作、エンジニア、ライター、デザイン、資料作成など、パソコンを使って進められる業務では、在宅勤務と相性がよい場合があります。

厚生労働省も、障害者のテレワーク雇用に関するガイドブックや事例集を公開しており、企業が在宅勤務を導入する際の準備、雇用管理、支援機関との連携などを紹介しています。障害者雇用におけるテレワークは、通勤負担を減らすだけでなく、地域に関係なく仕事の選択肢を広げる働き方としても位置づけられています。

ただし、在宅勤務は「楽に働ける」という意味ではありません。自宅で働く場合でも、勤務時間、業務量、報告・連絡・相談、成果物の提出、勤怠管理などは通常の仕事と同じように求められます。むしろ、職場で周囲にすぐ質問できない分、文章で相談する力や、体調・業務状況を自分から伝える力が必要になることもあります。

在宅勤務・リモートワークが向いている人

在宅勤務は、通勤や職場環境による負担を減らせる一方で、自分で仕事のペースを整える力も必要になります。障害特性だけで向き・不向きが決まるわけではありませんが、次のような方は在宅勤務と相性がよい場合があります。

通勤による負担が大きい人

満員電車、人混み、長時間移動、天候の変化などが体調に影響しやすい方にとって、在宅勤務は大きな負担軽減になります。通勤に使っていた体力を仕事や休息に回せるため、勤務を継続しやすくなる場合があります。

特に、身体障害、内部障害、精神障害、発達障害、難病などで移動や環境変化の負担が大きい方は、在宅勤務が合理的配慮の一つとして検討されることもあります。ただし、企業側にも業務上の事情があるため、「在宅勤務を希望すれば必ず認められる」というより、業務内容や職場の体制と合わせて話し合うことが大切です。

通勤やフルタイム勤務に不安がある場合は、在宅勤務だけでなく短時間勤務も選択肢になります。詳しくは、障害者雇用で短時間勤務はできる?も参考にしてください。

静かな環境のほうが集中しやすい人

職場の音、会話、電話、視線、照明、人の出入りなどで疲れやすい方は、自宅のほうが集中しやすいことがあります。自分に合う椅子や机、照明、休憩の取り方を整えやすい点も、在宅勤務のメリットです。

一方で、自宅にも生活音や家族の予定、ペット、家事などの刺激があります。完全に静かな環境を作れるとは限らないため、仕事用のスペースを確保できるか、オンライン会議に参加できる環境があるかも確認しておくと安心です。

文章でのやり取りが苦になりにくい人

リモートワークでは、チャット、メール、オンライン会議、タスク管理ツールなどを使って仕事を進めることが多くなります。口頭でその場で聞くよりも、文章で整理して確認するほうが得意な方にとっては、働きやすい環境になることがあります。

ただし、文章でのやり取りが多い分、誤解が生まれやすい面もあります。「どこまで終わったか」「何に困っているか」「いつまでに確認が必要か」を具体的に伝える習慣があると、在宅勤務でも安心して働きやすくなります。

体調の波を自分で把握しやすい人

在宅勤務では、周囲が体調の変化に気づきにくくなります。そのため、自分の体調の波をある程度把握し、必要なタイミングで相談できることが大切です。たとえば「午前中は集中しやすい」「通院後は疲れが出やすい」「長時間の会議が続くと負担が大きい」など、自分の傾向を言葉にできると配慮の相談もしやすくなります。

体調が悪いときに無理を続けると、在宅勤務でも継続が難しくなることがあります。働きやすさを保つには、休憩、勤務時間、業務量、通院日の扱いなどを、入社前や入社後に相談できる環境があるかが重要です。

在宅勤務・リモートワークが合わない場合もある

在宅勤務は便利な働き方ですが、すべての人に向いているわけではありません。自宅で一人で働くことに不安がある方、質問のタイミングがつかみにくい方、生活リズムが崩れやすい方は、完全在宅よりも出社と在宅を組み合わせた働き方のほうが合うこともあります。

孤立しやすい人は注意が必要

在宅勤務では、職場の雑談やちょっとした相談が少なくなります。人間関係のストレスが減る一方で、「自分だけ取り残されている」「評価されているのかわからない」と感じやすい方もいます。

孤立を防ぐには、定期面談、チャットでの相談先、業務指示の担当者、体調面の相談窓口があるかを確認することが大切です。求人票だけでは見えにくい部分なので、面接やエージェントとの面談で具体的に聞いておくと安心です。

仕事と休憩の切り替えが苦手な人

自宅で働くと、仕事と生活の境界があいまいになります。休憩を取らずに働き続けてしまう人もいれば、逆に集中が続かず業務が進みにくくなる人もいます。

在宅勤務を続けるには、始業・終業のルーティン、休憩時間、昼食時間、作業場所をある程度固定することが役立ちます。体調管理のためにも、「家にいるから休まなくていい」ではなく、働く時間と休む時間を分ける意識が必要です。

未経験職種ではサポート体制が重要

未経験の仕事を完全在宅で始める場合、業務を覚えるまでのサポート体制が特に重要です。マニュアルがあるか、質問できる担当者がいるか、研修期間中は出社やオンライン研修があるかによって、働きやすさは大きく変わります。

「在宅勤務だから安心」と考えるのではなく、「在宅でも業務を覚えられる仕組みがあるか」を確認しましょう。特に障害者雇用では、業務内容だけでなく、指示の具体性、相談のしやすさ、配慮の継続性も大切な判断材料になります。

障害者雇用で在宅勤務の求人を探す方法

在宅勤務の求人を探すときは、複数の探し方を組み合わせるのがおすすめです。ハローワーク、障害者雇用専門の転職エージェント、求人サイト、企業の採用ページを確認すると、求人の幅が広がります。

ハローワークインターネットサービスで探す

ハローワークインターネットサービスでは、求人検索の条件で「在宅勤務」を指定して探すことができます。厚生労働省の案内では、求人区分や都道府県などを選んだうえで、詳細条件の「その他」欄にある「在宅勤務」にチェックすることで、在宅勤務の求人を検索できるとされています。

ただし、就業場所を指定しない場合は全国の事業所を対象に検索できますが、求人によっては週1回や月1回などの出社が必要な場合があります。完全在宅を希望している場合は、求人票の「就業場所」「在宅勤務」「出社頻度」「研修期間中の勤務場所」を必ず確認しましょう。

障害者雇用専門の転職エージェントを使う

障害者雇用に特化した転職エージェントでは、在宅勤務可、リモートワーク可、時短勤務可、通院配慮ありなど、条件に合う求人を紹介してもらえる場合があります。自分だけで求人票を読むのが不安な方や、配慮事項の伝え方に迷う方は、エージェントに相談するのも一つの方法です。

特に在宅勤務を希望する場合は、「完全在宅が希望なのか」「週1〜2回の出社なら可能なのか」「通院日や体調不良時の相談が必要なのか」を整理して伝えると、求人紹介の精度が上がります。希望条件を広げすぎると合わない求人が増えますが、条件を狭めすぎると求人が少なくなるため、優先順位を決めておくことが大切です。

求人サイトでキーワード検索する

求人サイトでは、「障害者雇用 在宅勤務」「障害者採用 リモートワーク」「障害者雇用 完全在宅」「在宅勤務 事務 障害者」「リモートワーク 障害者 エンジニア」などのキーワードで検索できます。

ただし、「リモートワーク可」と書かれていても、実際には部署や業務内容によって条件が異なる場合があります。また、入社後すぐは出社が必要、研修期間だけ出社、月数回の出社あり、居住地に制限ありといった条件が付くこともあります。求人タイトルだけで判断せず、勤務条件の詳細まで確認しましょう。

企業の採用ページを直接確認する

大手企業や特例子会社では、障害者採用ページに在宅勤務制度、フレックスタイム、時短勤務、通院配慮、支援機器の利用などを掲載している場合があります。求人サイトに出ていない情報が企業ページに載っていることもあるため、気になる企業があれば公式採用ページも確認しておきましょう。

ただし、制度があることと、自分の希望する働き方ができることは別です。制度として在宅勤務があっても、配属先や業務内容によって使える範囲が異なることがあります。応募前や面接時には、自分が応募する職種で在宅勤務がどの程度可能なのかを確認することが重要です。

求人票で確認したいポイント

在宅勤務の求人では、「在宅勤務あり」「リモートワーク可」という言葉だけで判断しないことが大切です。応募前に確認したいポイントを整理しておきましょう。

完全在宅か、一部在宅か

まず確認したいのは、完全在宅なのか、一部在宅なのかです。完全在宅であれば原則として自宅で勤務しますが、一部在宅の場合は週に数日出社することがあります。月1回の出社、研修期間だけ出社、必要に応じて出社など、求人ごとに条件は違います。

通勤が難しい方にとっては、出社頻度が少なくても大きな負担になることがあります。求人票に明記されていない場合は、面接前の問い合わせや面接時に確認しておくと安心です。

勤務時間と休憩の取り方

在宅勤務でも、勤務時間が固定されている場合と、ある程度柔軟に働ける場合があります。フレックスタイム制、時短勤務、休憩の分割、通院日の勤務調整などが可能かどうかは、体調管理に大きく関わります。

体調に波がある方は、「毎日同じ時間に働けるか」「午前・午後で体調差があるか」「通院日は勤務時間を調整したいか」を整理しておきましょう。希望を伝えるときは、単に「配慮してほしい」ではなく、「この条件なら安定して働きやすい」と具体的に伝えると、企業側も検討しやすくなります。

業務指示と相談の方法

在宅勤務では、業務指示の出し方が働きやすさに直結します。口頭だけでなく、チャットやタスク管理ツールで指示が残るか、マニュアルがあるか、質問できる担当者が決まっているかを確認しましょう。

障害特性によっては、曖昧な指示や急な変更が負担になることがあります。その場合は、「作業手順を文章で共有してほしい」「優先順位を明確にしてほしい」「質問窓口を決めてほしい」など、必要な配慮を具体的に伝えることが大切です。

パソコン・通信環境・備品の扱い

在宅勤務では、パソコン、モニター、通信環境、セキュリティソフト、業務用アカウントなどが必要になります。会社から貸与されるのか、自分で用意する必要があるのか、通信費の補助があるのかも確認しておきましょう。

また、情報管理のルールも重要です。個人のパソコンを使えるのか、業務データを自宅で保存してよいのか、印刷が必要なのか、オンライン会議の場所をどう確保するのかなど、入社後に困らないよう事前に確認しておくと安心です。

評価・昇給・キャリアの扱い

在宅勤務では、仕事ぶりが見えにくくなるため、評価基準が曖昧だと不安につながります。成果物、処理件数、納期、チームへの貢献、スキル習得など、何をもとに評価されるのかを確認しておくとよいでしょう。

また、在宅勤務だからキャリアアップが難しいのか、正社員登用や昇給の対象になるのかも重要です。長く働きたい場合は、入社時の条件だけでなく、将来的な働き方や評価制度も見ておきましょう。

在宅勤務を希望するときの伝え方

面接やエージェント面談で在宅勤務を希望する場合は、希望だけでなく、理由と働ける条件をセットで伝えることが大切です。企業側は「在宅勤務をしたい理由」だけでなく、「在宅勤務ならどのように安定して働けるのか」を知りたいと考えます。

伝え方の例

たとえば、次のように伝えると、希望条件と業務への意欲が伝わりやすくなります。

  • 通勤時の体調負担が大きいため、週3日以上の在宅勤務が可能な環境を希望しています。自宅では作業環境を整えており、チャットやオンライン会議での報告・相談は問題ありません。
  • 集中力を保つため、静かな環境での作業が向いています。業務指示を文章でいただけると、正確に進めやすいです。
  • 通院日があるため、月に数回は勤務時間の調整を相談できる環境を希望しています。納期や業務量については、事前に共有いただければ計画的に対応できます。

ポイントは、「できないこと」だけでなく、「どうすれば安定して働けるか」を伝えることです。在宅勤務を希望する理由が障害特性や体調に関係する場合でも、必要以上に詳しい病歴を話す必要はありません。仕事に影響する範囲で、必要な配慮を整理して伝えましょう。

在宅勤務と合理的配慮の関係

障害者雇用では、事業主に対して、過重な負担にならない範囲で合理的配慮を提供することが求められています。合理的配慮とは、障害のある方が能力を発揮し、業務を円滑に進めるために必要な調整や工夫のことです。

在宅勤務も、状況によっては合理的配慮の一つとして検討されることがあります。たとえば、通勤による体調悪化を防ぐために在宅勤務の頻度を増やす、業務指導や相談の担当者を決める、オンラインでの説明やマニュアルを整える、といった対応が考えられます。

ただし、合理的配慮は本人の希望がそのまま必ず認められるものではなく、業務内容、企業規模、費用負担、職場体制などを踏まえて個別に検討されます。希望する配慮が難しい場合でも、企業側は理由を説明し、代替案を話し合うことが大切です。在宅勤務を希望する場合も、「完全在宅でなければ無理」と決めつける前に、出社頻度、勤務時間、業務範囲、相談体制などを含めて調整できる余地があるか確認しましょう。

在宅勤務で働き続けるための工夫

在宅勤務で安定して働くには、入社前の確認だけでなく、働き始めてからの工夫も大切です。自宅で働く環境は自由度が高い反面、体調管理やコミュニケーションを自分で整える必要があります。

毎日の報告を簡単に残す

在宅勤務では、上司や同僚が作業状況を直接見られません。そのため、毎日の業務内容、進捗、困っていることを簡単に残すと安心です。「今日やったこと」「明日やること」「確認したいこと」の3つだけでも、状況共有がしやすくなります。

報告が苦手な方は、テンプレートを作っておくと負担が減ります。たとえば、チャットで毎日同じ形式で送る、週1回の面談でまとめて共有するなど、自分に合う方法を相談してみましょう。

休憩を予定に入れる

在宅勤務では、休憩を取るタイミングを逃しやすくなります。体調を崩しやすい方は、最初から休憩を予定に入れておくのがおすすめです。短い休憩、昼休み、ストレッチ、服薬、通院後の休息など、自分の体調に合わせたリズムを作りましょう。

特に長時間座りっぱなしになる仕事では、肩こり、腰痛、眼精疲労が出やすくなります。椅子や机の高さ、画面の位置、照明、室温なども、働きやすさに影響します。

困ったときの相談先を決めておく

在宅勤務で一番困りやすいのは、「誰に聞けばいいかわからない」状態です。業務の質問、体調の相談、勤怠の相談、配慮事項の相談など、内容ごとに相談先が決まっていると安心です。

入社後は、上司、人事、障害者雇用担当、産業保健スタッフ、支援機関など、どこに何を相談できるのか確認しておきましょう。相談先が曖昧なままだと、小さな困りごとが大きな不安につながることがあります。

応募前に確認したいチェックリスト

在宅勤務の求人に応募する前に、次の項目を確認しておくとミスマッチを減らしやすくなります。

  • 完全在宅か、一部在宅か
  • 出社が必要な場合、頻度はどのくらいか
  • 入社直後や研修期間の勤務場所はどこか
  • 勤務時間は固定か、柔軟に調整できるか
  • 通院日や体調不良時の相談ができるか
  • 業務指示は文章で残るか
  • 質問できる担当者が決まっているか
  • パソコンや備品は会社貸与か
  • 通信費や在宅勤務手当の有無
  • オンライン会議の頻度
  • 評価基準や昇給・正社員登用の扱い
  • セキュリティや個人情報管理のルール

このチェックリストは、面接でそのまま全部聞く必要はありません。自分にとって特に重要な項目を3〜5個に絞って確認すると、自然に聞きやすくなります。

在宅勤務の求人で注意したい表現

求人票には、似たような言葉が使われていても、意味が違う場合があります。特に次の表現には注意しましょう。

「在宅勤務可」

在宅勤務が可能という意味ですが、完全在宅とは限りません。週何日まで在宅勤務できるのか、入社直後から使えるのか、部署によって違うのかを確認しましょう。

「リモートワーク相談可」

相談はできるものの、必ず認められるとは限りません。業務習得後に相談できる、一定期間の出社後に判断する、体調や業務状況に応じて検討するなど、条件がある場合があります。

「フルリモート」

原則として出社しない働き方を指すことが多いですが、会社によっては年数回の出社、研修、貸与物の受け取り、健康診断などで出社が必要な場合があります。遠方から応募する場合は、居住地制限や出社時の交通費も確認しましょう。

「在宅ワーク」

求人によっては、雇用契約ではなく業務委託や内職に近い働き方を指す場合があります。障害者雇用として安定して働きたい場合は、雇用形態、社会保険、勤務時間、給与、業務内容を必ず確認しましょう。

よくある質問

障害者雇用で完全在宅の求人はありますか?

完全在宅の求人はありますが、数は限られます。事務、IT、Web、カスタマーサポート、データ入力などでは見つかることがありますが、求人ごとに条件が異なります。完全在宅を希望する場合でも、研修期間や月数回の出社が必要な求人もあるため、応募前に確認しましょう。

在宅勤務を希望すると不利になりますか?

希望の伝え方によって印象は変わります。「在宅勤務でないと働けない」とだけ伝えるより、「通勤負担を減らすことで安定して働ける」「チャットやオンライン会議で報告・相談できる」など、働ける条件を具体的に伝えるほうが前向きに受け止められやすくなります。

在宅勤務は合理的配慮として認められますか?

状況によっては、在宅勤務が合理的配慮の一つとして検討されることがあります。ただし、業務内容や企業側の体制によって対応できる範囲は異なります。希望がそのまま必ず認められるわけではないため、出社頻度や勤務時間の調整など、代替案も含めて話し合うことが大切です。

未経験でも在宅勤務の障害者雇用に応募できますか?

未経験可の求人もありますが、完全在宅で未経験の場合は、研修やサポート体制が特に重要です。マニュアル、質問できる担当者、オンライン研修、業務の切り出し方などを確認しましょう。最初は一部出社や短時間勤務から始めるほうが、安定しやすい場合もあります。

在宅勤務で体調が悪くなった場合はどうすればいいですか?

まずは会社の勤怠ルールに従い、上司や担当者に早めに連絡しましょう。体調不良が続く場合は、勤務時間、業務量、休憩の取り方、通院日の扱いなどを相談することが大切です。在宅勤務でも無理を続けると、長く働くことが難しくなる場合があります。

まとめ:在宅勤務は選択肢になるが、条件確認が大切

障害者雇用でも、在宅勤務・リモートワークで働くことは可能です。通勤負担を減らせる、静かな環境で働ける、体調に合わせて働きやすいなど、多くのメリットがあります。一方で、孤立しやすい、相談しにくい、生活リズムが崩れやすい、業務を覚えにくいといった注意点もあります。

大切なのは、「在宅勤務あり」という言葉だけで判断しないことです。完全在宅なのか、一部在宅なのか、出社頻度はあるのか、業務指示や相談体制は整っているのか、配慮事項を話し合える環境があるのかを確認しましょう。

在宅勤務は、障害のある方にとって働き方の選択肢を広げる可能性があります。ただし、自分に合う求人を見つけるには、求人票の読み方、希望条件の整理、応募前の確認が欠かせません。無理なく働き続けるためにも、仕事内容と働き方の両方を見ながら、自分に合う職場を選んでいきましょう。

在宅勤務やリモートワークに対応した求人を探したい方は、障害者雇用向け転職エージェント一覧もあわせて確認してみてください。

障害者雇用の働きやすさは、求人票だけでは分かりにくい部分もあります。

しょうなびでは、障害者雇用で働いた方の口コミや企業情報をもとに、職場選びの参考になる情報をまとめています。在宅勤務のしやすさ、配慮の相談しやすさ、入社後のギャップなども、気になる企業があれば確認してみてください。

企業の口コミ・評判を探す

障害者雇用に役立つコラムを見る

-障害者雇用ガイド